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昭和の象徴

2014年12月08日

南千里店

昭和を代表する家電をひとつ挙げるとすれば、家庭で目にすることが一番多かったブラウン管テレビではないでしょうか。

初めて国産カラーテレビが発売されたのが昭和32年。

東芝、日立、三菱各社がカラー放送に先駆けて発売したのですが、21インチカラーテレビが52万円、17インチは42万円もしました。当時の大卒銀行員初任給が12700円、国家公務員が9200円で、今の物価に換算すると、21インチテレビがなんと600万円!
家庭においそれと置ける代物ではなかったのですね。

昭和10年台に入って、1インチ辺りの価格が1万円になって家庭にもカラーテレビが置かれるようになってきましたが、それでもカラーテレビの普及率は白黒テレビの1/10でした。
各家庭で本格的にブラウン管カラーテレビが普及しだしたのが昭和40年後半。いざなぎ景気と相まって、カラーテレビの増産が行われてテレビの主役が初めてカラーへと移り、昭和50年前半にはカラーテレビの普及率が90%を超えました。

前置きがながくなりましたが、薄型液晶テレビに移行するまでの約半世紀弱、ブラウン管テレビは家電の王様として君臨しておりましたが、とうとう来年、ブラウン管テレビの製造が世界的に完全に終了します。
日本とインド市場のみブラウン管TVが扱われておりましたが、日本ではシャープがこのほど製造を終了させる見込みです。

私も、PCのモニターは残像のないブラウン管モニターが好きでした。
画面上下のダンパー線が玉に瑕でしたが(笑 分かる人には分るネタ)。

時代を象徴する物が無くなっていくのは寂しいものです。

・・・さて、家にある27型ブラウン管TVをどうしたものか・・・大きいけど残像が無くてゲームがしやすくて見やすいんだよなー(笑)

《タカダ》

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