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御嶽山噴火

2014年09月29日

南千里店

こんにちは。
先だっての御嶽山噴火による人的被害が大きくなるにつれて、自然の猛威は突然襲ってくるということを改めて思い知っている今日此の頃です。



ニュースサイトなどの情報を読み解くと、火山性地震は今月初旬頃から増加傾向にあったようで、然しながら地殻変動データに大きな変化が観られなかったため、規制等には至らなかったとしておりますが、日に80回を数える火山性地震が起こったなら、それはもう注意喚起レベルの回数でしょうと素人ながらにでも思うのですが、最低でも詳細なデータが取れるまで入山規制のレベルを上げておいたほうが良かったんじゃないかなと思います。

今回の噴火は地下水が地下で熱せられて爆発する水蒸気噴火が起きたと判断した。噴火の11分前から火山性微動が発生し、傾斜計も噴火の7分前から大きく変化したことを明らかにした。

9月27日の噴火以降、山頂火口からの噴煙活動が活発で、火山性微動は振幅が小さくなりながら続いており、今後も火砕流を伴う可能性があると指摘した。大きな噴石や火砕流、広範囲な降灰、降雨時の土石流への警戒を訴えた。一方、山体の膨張など大きな地殻変動は観測されていないため、「現時点でマグマが上昇して起きる大規模な噴火につながる兆候は認められていない」とした。

木曽地域の最高峰の御嶽山は、始まった紅葉を見ようと約300人の登山者が山頂付近にいて、突然の噴火に遭い、火山灰や噴石、熱風に襲われて、30人以上が死亡か心肺停止になり、火砕流で43人の犠牲者を出した1991年の雲仙・普賢岳の以来の火山災害となった。御嶽山は常時観測対象だが、登山者にとって寝耳に水の噴火で、気象庁が警戒レベルを平常の1から入山規制の3に上げたのは噴火が起きてからだった。


とあるように、噴火の種類が違うので兆候はあったものの近い将来に噴火する予知は出来なかったようです。

しかし御嶽山は1991年と2007年にも小噴火を起こしているので周期的には合致してもいるので、その点を踏まえて気象庁には今後噴火の起こりうる可能性のある活火山についてはしっかりとしたデータを収集してもらいたいものです。

日本にはこれだけ多くの活火山が存在するのですから・・・


《タカダ》

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