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帰宅時の出来事。

2014年06月07日

千里中央店

こんにちは。

昨日仕事を終えて、モノレール千里中央駅改札を通りホームに続く長いエスカレーターを上がってると女性の甲高い大きな声が。

ん?!何?なに?ケンカか?

するとモノレールを待つ列の中に、携帯を手に大声で早口でまくし立てるパンツスーツの20代後半位の女性を発見。
ホームの人達がみんなその女性の方を怪訝そうに眺めている。

僕も仕方なくその列の最後尾に並んだ。

しばらくしてモノレールが到着。
列に続いて車内に乗り込むと扉付近は人がいっぱいで、奥の方に何故かエアーポケットが。
すいてる、すいてる、そこへ吸い寄せられるように、押し出されるように辿り着くと目の前に先程の女性が。。。( ̄◇ ̄;)

まだ何か言うてはるやん。
しかもメッチャ足組んでるし態度も悪いな。
混み合う車内その人の半径1mだけがキレイにエアーポケット状態に。



みんなチラチラ見て見ぬフリ。
僕はと言えば、斜め前の吊り革のポジションから興味深く行動を観察していた。

しばらくすると20代後半のスーツ姿の
お兄さんが突然その女性の目の前に立ち塞がる。

そして。

「お前さっきからうるさいねん!
周りのお客さんもみんな迷惑してるやろが!みんな疲れてんねん!ギャーギャー言いやがって!」

そしたらその女性。

「大声で電話してたのはすいません!でも注意するんだったら注意するでもっと他にキレイな言い方があるんじゃないですか!」

それを受けて男性。

「文句あんねやったら聞いたるから次の駅で降りろや!」

女性。

「もともと次で降りますっ!」

そう言ってその女性は柴原駅に着くや否や凄い勢いで逃げて行きました。

男性の行動には車内のみんなが、心の中でスタンディングオベーションを送っていただろう。



迷惑行為は迷惑なのでやめましょう。



何とも不可解な彼女の言動。
まるで喧嘩をしてるかのような、それでいて自分の持論を早口でまくし立てる、電話の向こうの相手はどんな思いで彼女の話しを聞いてるのかって。
しかも大勢の人がいる車内で。

感情的になって言葉をまくし立てる時。
そこにはもう相手の存在はない。

僕らが言葉を口にする時。
それは誰かに何かを伝えたり
誰かに何かをわかってもらおうとしたり
誰かを笑わせようとしたり
誰かを元気づけようとしたり…
相手のための行動だと思う。


相手は置いてけぼり。彼女の意識はおそらく自分自身と車内の人間に向いていたんだろうと思う。

自分が他人からどう思われてるか…そればかりを気にする必要はないと思う。空気ばかり読む必要もない。
ただ自分の言動や行動が周囲にどんな影響を与えるのか…そこは考えないといけないと思う。
大人なんだから。自分の部屋じゃないんだから。みんなの空間なんだから。

雨でジトッとした車内で、そんな事を考えて少し気持ちが沈んでしまいそうな出来事でした。


でもご安心下さい。
その後ジムで汗を流して心もカラダもリフレッシュしましたので。^_^

《ウエノ》

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