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後悔先に立たず

2014年05月26日

南千里店

先日のニュースで、カラーコンタクト(以下カラコン)の粗悪な製品による目のトラブルが急増しているということで、国民生活センターが注意を呼びかけております。



国の承認を得ている製品の中でも、カラコンの色素がレンズ表面に露出しているものが多数あり、レンズの直径やカーブが基準値以下のものもあり、装用実験ではテストしたレンズのほぼ全ての製品で角膜に傷がついたり目が充血したりと何かしらの問題が発生したということです。

特にここ最近、安価で気軽に購入出来るYahooショッピングや楽天、AMAZONなどで中国・韓国・台湾などで製造されている粗悪な製品が多数出回っており、それらが目に悪影響を及ぼすリスクは非常に高いと思われます。

目のトラブルを訴えて眼科へ受診された患者さんの中のは、コンタクトの縁にそって角膜が丸く切られていた事例もあるそうです。



特にこれらのカラコンはほぼ非酸素透過なので細胞の受けるダメージは無視できないものとなります。

また、酸素不足により、角膜細胞中の新陳代謝のバランスが崩れると、過剰な水分により角膜の厚みが増して「レンズをはずした後にメガネをかけてもよく見えない」症状が起こることがあります。さらに、角膜のいちばん上の細胞(角膜上皮細胞)がはがれやすくなり、細菌が付着(感染)しやすくなるケースも。また、長期的に酸素不足の状態が続けば、角膜の一番内側の細胞(角膜内皮細胞)が減少してしまったり、酸素を取り込もうとして黒目に血管が侵入してくることもあります。

目は生活する上で大部分の情報を得ることが出来るとても大切な器官です。
その大切な目を一時のファッションや安易な行動で見えなしてしまうのはとても悲しいことです。

『健康的に見える』ということがいかに大切で重要なことかを今一度考えてみてくださいね。

そして、メガネで新しいオシャレを楽しんで下さい!



《タカダ》

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