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眼球のケガをポリマーでふさぐ応急処置技術

2014年05月22日

メガネのセンリ

ごきげんよう。いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。


ケガをした時、傷口を守るため絆創膏やガーゼで覆うのは
よくあることだろう。
しかし、目、それも絆創膏も貼れない眼球をけがした時に
医者に診てもらうまでに何らかの応急措置をしなければいけないと
なると......?

眼球のケガをポリマーでふさぐ応急処置技術を発表



フロリダ州オーランドで行なわれた眼科の学会「ARVO」にて、目を負傷した時に
眼球の傷を一時的にふさぐ方法が南カリフォルニア大学の研究チームより発表されました。

ポリマーのゲルを傷口に塗って体温で固める

その方法は、ポリ(N-イソプロピル アクリルアミド)(PNIPAM)という温度によって
状態が変わるタイプのポリマーを傷口に塗ること。
このポリマーは常温だとサラサラとした液体だが、体温で温められると
粘着性になって傷をふさぐという。

また、患者が病院に着いて、医師が処置する際はポリマー部分に
冷たい生理食塩水をかけることでポリマーが液化し、
簡単に洗い流すことができる。

戦場で兵士を救うための技術として研究された

この処置法は、もともと目を負傷するリスクが高く、ケガしても
都会に住んでいるようにはすぐに病院に行けない兵士のために研究されたものだ。
傷が元で眼球の中の硝子体が流れ出てしまうと網膜剥離や視力低下の
危険性があるが、ポリマーで覆うことでリスクを大幅に低減できる。

もともと戦争に使われた技術が民間にも転用されることが多いが、
この処置法も将来、医療の現場で使われる可能性があるかもしれない。

電子レンジもGPSも元々は軍需産業品。
医療においても優れた技術がどんどん民用化されて欲しいですね。

《なかお》

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