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氷上の旋律美、または完璧な構成美

2014年02月21日

南千里店

いやあ、フィギュアスケート女子フリーの真央ちゃん、凄い演技でしたね!
もう感動ものでしたよ!

ショートプログラムでは16位と大きく出遅れた彼女ですが、フリーでは自己最高となる142.71点を出し、6位に入るとか凄すぎですわ。
しかもフリーを演技した選手の中ではトップ!
終始完璧な演技で終わった後思わず画面の前で拍手してしまいました。夜中なのに・・・^^;

前日のショートプログラムでは、冒頭のトリプルアクセルで転倒し、後半のコンビンネーションジャプが2回転ループになるなど、ミスが重なって、結果は55.51点で16位。
「自分の演技が全然できませんでした」と語っていた真央ちゃんでしたが、昨夜のフリーでは『ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番』の調べに乗ってトリプルアクセルや3連続ジャンプなどを次々と決めて、6種類8回のトリプルジャンプすべてを成功させる圧巻の演技を披露してくれました。
8トリプルなんて構成は女子史上初ですよ!
真央ちゃんのフリープログラムの基礎点の結果は66.34。金メダルのソトニコワ(61.43)、銀メダルのキム・ヨナ(57.49)、銅メダルのコストナー(58.45)を大きく上回っての堂々の6位です!

気持ちが切れずに最高の演技を見せてくれた真央ちゃんにありがとうと言いたいです。

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で、まあなんというか、こんなに周囲からのプレッシャーと自分自身との戦いに臨んでいた真央ちゃんにですね、馬鹿で恥知らずな失言を放った政治家が居るんですわ。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗。ふざけるな。

 「頑張ってくれと見ていましたけど(浅田)真央ちゃん、(SPで)見事にひっくり返りました。あの子、大事なときには必ず転ぶんですね」

 「日本は団体戦に出なければよかった。アイスダンスは日本にできる人がいない。(キャシー・リード、クリス・リードの)兄弟はアメリカに住んでいるんですよ。(米国代表として)オリンピックに出る実力がなかったから、帰化させて日本の選手団として出している」

 「浅田さんが(団体戦に)出れば、3回転半をできる女性はいないから、成功すれば3位になれるかもとの淡い気持ちで出した。それで、見事にひっくり返ってしまった」

 「その傷が残っていたとすれば、ものすごくかわいそうな話。負けると分かっている団体戦に、浅田さんを出して恥をかかせることはなかった」

 「転んだ心の傷が残っているから、自分の本番の時には、何としても転んではいけないとの気持ちが強く出たのだと思いますね。勢いが強すぎて転んでしまいました」


もうね、アホかと。

ブログでこんなことは言いたくないですが、そもそもこの人は政治家活動において失言のオンパレードでしたからね、ある意味起こるべくして起こった発言だとは思いますが(期待していないという意味で)、さっさと委員会から退場して二度とスポーツの場に出てきてほしくないですね。

最後に、真央ちゃんお疲れさま!

《タカダ》

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