糖尿病と視力
2014年01月19日
いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。
今朝は北摂でも雪が降り、171号線から北では積もる所もありました。
足元にはお気をつけください。
メガネをお求めに店頭に来られても視力の矯正ができない
お客さまもいらっしゃいます。
眼にとって、絶対避けなくてはいけないのは失明です。
人間の情報は8割が目から入ってくるといわれています。
それゆえ失明するということは誰でもつらいことで
よく見えている今だからこそ、その原因を知り、
失明しないような対策を立てなくてはいけません。
世の中にもはやりすたりがあるように、病気にも流行があります。
その時の生活習慣や、医学の進歩により、増えたもの、
逆に減ってきたものがあります。
この20年での失明原因の変化をみてみました。
まずは、1990年の調査結果です (日本失明予防協会・厚生省合同調査より)
1.糖尿病性網膜症(18%)
2.緑内障(13%)
3.白内障(12%)
4. 網膜色素変性(12%)
5. 高度近視(9%)
6.その他(36%)
つぎに、10年後の2002年の調査結果です(身体障害者新規交付者の調査より)
1.緑内障(24%)
2.糖尿病性網膜症(20%)
3. 加齢性黄斑変性症(11%)
4.網膜色素変性症(11%)
5.視神経委縮。網脈絡膜委縮(9%)
6.白内障(7%)
7.高度近視(6%)
8.その他(12%)
さらに5年後の2007年の調査結果(厚生労働省研究班の調査報告書より)
1.緑内障(20.9%)
2.糖尿病性網膜症(19.0%)
3. 網膜色素変性症(13.5%)
4.加齢性黄斑変性症(9.3%)
5.視神経委縮。網脈絡膜委縮(8.6%)
6.高度近視(7.8%)
7.角膜疾患(3.4%)
8.白内障(3.2%)
9.その他(14.3%)
以上の経過から、緑内障が1位になり、
糖尿病性網膜症が2位に。トップの順位が逆転しました。
そこで今日の話題は日本人の失明原因上位である糖尿病性網膜症。
知らない間に進行するこの病気のリスクを下げる話題が
先日の新聞に載っていました。
米グーグルの「グーグルXラボ」では、糖尿病患者向けの
「スマート」コンタクトレンズをテストしている、と同社は16日に
ブログで明らかにした。
ソフトコンタクレンズの2層の間にワイヤレスチップと
小型血糖値センサーを組み込み、レンズを装着している間に、
涙にたまるグルコース(血糖)の量を1秒に1回測定するよう
設計されている。
グーグルは、糖尿病患者が一日に何回も指から採血しなくても
血糖値を測定し、これを効果的にコントロールできるよう支援したい構え。
ただ、グーグルは「実用段階に至るには技術面で多くの課題を
抱えている」と指摘している。
グーグルグラスに続き、様々な技術が開発されて近未来的な映画が
現実になったようです。
生活習慣病って結局、日々の体調管理で容体が変わってきますので
こんなツールがあれば失明するお客様も減るのではないでしょうか。
健全な目があるからこそのメガネです。
皆様も目を大切にしてください。
「視力って大事ですね」と思う動画です。
《なかお》
今朝は北摂でも雪が降り、171号線から北では積もる所もありました。
足元にはお気をつけください。
メガネをお求めに店頭に来られても視力の矯正ができない
お客さまもいらっしゃいます。
眼にとって、絶対避けなくてはいけないのは失明です。
人間の情報は8割が目から入ってくるといわれています。
それゆえ失明するということは誰でもつらいことで
よく見えている今だからこそ、その原因を知り、
失明しないような対策を立てなくてはいけません。
世の中にもはやりすたりがあるように、病気にも流行があります。
その時の生活習慣や、医学の進歩により、増えたもの、
逆に減ってきたものがあります。
この20年での失明原因の変化をみてみました。
まずは、1990年の調査結果です (日本失明予防協会・厚生省合同調査より)
1.糖尿病性網膜症(18%)
2.緑内障(13%)
3.白内障(12%)
4. 網膜色素変性(12%)
5. 高度近視(9%)
6.その他(36%)
つぎに、10年後の2002年の調査結果です(身体障害者新規交付者の調査より)
1.緑内障(24%)
2.糖尿病性網膜症(20%)
3. 加齢性黄斑変性症(11%)
4.網膜色素変性症(11%)
5.視神経委縮。網脈絡膜委縮(9%)
6.白内障(7%)
7.高度近視(6%)
8.その他(12%)
さらに5年後の2007年の調査結果(厚生労働省研究班の調査報告書より)
1.緑内障(20.9%)
2.糖尿病性網膜症(19.0%)
3. 網膜色素変性症(13.5%)
4.加齢性黄斑変性症(9.3%)
5.視神経委縮。網脈絡膜委縮(8.6%)
6.高度近視(7.8%)
7.角膜疾患(3.4%)
8.白内障(3.2%)
9.その他(14.3%)
以上の経過から、緑内障が1位になり、
糖尿病性網膜症が2位に。トップの順位が逆転しました。
そこで今日の話題は日本人の失明原因上位である糖尿病性網膜症。
知らない間に進行するこの病気のリスクを下げる話題が
先日の新聞に載っていました。
米グーグルの「グーグルXラボ」では、糖尿病患者向けの
「スマート」コンタクトレンズをテストしている、と同社は16日に
ブログで明らかにした。
ソフトコンタクレンズの2層の間にワイヤレスチップと
小型血糖値センサーを組み込み、レンズを装着している間に、
涙にたまるグルコース(血糖)の量を1秒に1回測定するよう
設計されている。
グーグルは、糖尿病患者が一日に何回も指から採血しなくても
血糖値を測定し、これを効果的にコントロールできるよう支援したい構え。
ただ、グーグルは「実用段階に至るには技術面で多くの課題を
抱えている」と指摘している。
グーグルグラスに続き、様々な技術が開発されて近未来的な映画が
現実になったようです。
生活習慣病って結局、日々の体調管理で容体が変わってきますので
こんなツールがあれば失明するお客様も減るのではないでしょうか。
健全な目があるからこそのメガネです。
皆様も目を大切にしてください。
「視力って大事ですね」と思う動画です。
《なかお》
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