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レーシック手術の甘い罠・・・

2013年12月23日

南千里店

先日、レーシック手術の健康被害に関する注意喚起が消費者庁から出されておりました。



レーシック手術とは?
特殊なレーザーで角膜の曲率を変えることにより視力を矯正、回復させる屈折矯正手術のことです。

視力を回復させるレーシック手術で、健康被害が相次いで寄せられているとして、消費者庁は12月4日、安易に手術を受けないよう注意を呼び掛けました。被害の自覚症状は、矯正のしすぎによる遠視が最も多く、ほかに乱視、ドライアイ、光がにじんで見える「ハロ」、光をまぶしく感じる「グレア」なども報告されているそうです。目の痛みなど遠視が原因の頭痛や吐き気などの体調不良も報告されています。
消費者庁は情報を吟味し、手術を受ける際はリスクの説明を十分受けるよう求めています。

また、重大な被害例としては、「手術直後から2カ月間、目の表面に激しい痛みがあり、寝たきりの状態になった」(40歳代女性)、「レーシックによる角膜の削り過ぎで遠視にされ、目の周りの筋肉が常時痛む」(30歳代男性)などがあるとのことです。

また、レーシック手術経験者600人を対象に消費者庁が今年11月に実施したアンケート調査によると、「希望した視力になった」人が74.3%、手術後に視力以外の症状や不具合が生じていると回答した人は43.2%でした。

この合併症も経過年数や個々の身体の状態や様々な内的・外的要因に左右されるので一概に手術ミスや医療ミスに繋がるとは言えませんが、ただこの数字だけを見ると、重軽の差はあれどいかに手術後の合併症の不具合が多いかが分かります。

▼日本眼科医会が告知しているレーシック手術のデメリット

夜間に視力が低下する(夜間の光がまぶしくにじんだように見えることが)
術後に角膜が変形する
術後に角膜が混濁する
ドライアイになる
度数の変化によって視力が低下する(屈折矯正効果の戻りが出ることがあります)
正確な眼圧測定ができなくなる(近視の方ほど緑内障になりやすいのですが、見逃されてしまう可能性があります)
正確な白内障手術ができなくなる(白内障手術時に入れる眼内レンズの度数計算が正確にできなくなります)


事前に合併症についてしっかりとした確認を行い、また必要であれば医師に説明を求め、手術に伴うリスクは0ではないこと念頭において同意を得るべきだと思います。

レーシックは「不可逆性」の手術です。一度行ってしまうと元には戻せません。
特に中年以降に行うレーシック手術はそれに伴うリスクも高くなります。
今一度、ご自身の生活または人生にそのような手術が必要であるのかどうか考えて見てください。

そして、考えた上でメガネを選んで欲しいと思います!

メガネ屋の立場としては、お顔を彩るおしゃれアイテムとしてメガネを楽しんで欲しいということです。

メガネのセンリではオシャレなフレームが揃っていますよ!是非!

《タカダ》

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