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涙の海。

2013年07月07日

千里中央店

現代の僕らの目を取り巻く環境はなかなか過酷だ。

とにかく目が疲れる、年齢的なモノか…(>_<)

「目が疲れる」と言われる人たちを対象にしたある調査…(参考書籍:涙のチカラ 坪田一男)



治療が必要な病気のある人はほとんどなく。

40パーセントの人に屈折・調節力の異常が認められた。
これは視力が悪いのにメガネを掛けてないとか
掛けていても度数があってない
正しく矯正されてないなど矯正の不具合のことである。
コンタクトの過矯正なんかもこれに含まれる。

しかし驚きはそれ以上の60パーセントの人にドライアイの症状がみられたということ。

今や現代生活には欠かせないパソコン・スマホ・タブレットなどの普及、
職場のエアコンなどの空調環境、ストレス社会、夜型の生活、環境汚染などなど…
現代社会は涙を減らす要因に満ちている。

ただでさえ減少傾向にある涙。

そうなると、それを運ぶ「まばたき」の役割はますます重要となってくる。

ちなみにリラックスしてボンヤリしている時は
1分間に約20回位まばたきをしているらしい。
これが読書や車の運転となると10回…
コンピュータ作業時は7回…
集中すればする程まばたきの数が減ってしまう。
まばたきが減るという事は、目が乾きやすくなるという事だ。
そしてその結果、疲れを感じるという事に。

だからこそ意識してまばたきをする必要があるのだ。

またモニターを見るときでも、本を読む時でも
目線よりも下にそれらを置いて見る方がいい。
なぜならその方が目をそんな開かなくてもいいから。
高い位置だと目を大きく開いてしまい、それだけ目が乾きやすくなるんだって。
集中するとまばたきも減ってくるしね。

ちょっとした工夫の小さな積み重ね。
出来る事はやってみなきゃね。。。

ちなみに僕は目が疲れてきたらコレをさしてます。
人工涙液の目薬で刺激もなくオススメ!




最後に。常に目の表面を覆っている涙の量は非常に小さくて
約7マイクロリットルしかない。
(1マイクロリットルは1ミリリットルの1000分の1)
参考までに目薬一滴で約30~50マイクロリットル。
1日に分泌される涙の量は約1ミリリットル
1年で365ミリリットル。缶ジュース1本よりちょっと多いくらい。
そう考えるとメチャメチャ少ないですよね。



しかしとても小さいにもかかわらず
この涙の海は目の表面にとって必要なものをすべて持っていて
さらに不要なものを運び去る働きもしている。

このブログを書く間、いつも以上にパチクリパチクリしてみました。
まわりから落ち着きのない人に見られても仕方ない。
いやかまわない。

《ウエノ》

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