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メガネ型PC「Google Glass」

2013年02月22日

南千里店

昨日、Google社がかねてから開発中だった、アイウエア型拡張現実
(オーグメンテッド・リアリティ:AR)デバイスのメガネ型コンピューター
「(通称:Google Glass)」の詳細をWEBにて一般公開しました。




ARとは、その時周囲を取り巻く現実環境に情報を付加・削除・強調・減衰させ、文字通り人間から見た現実世界を拡張するものを指すことです。


たとえば、ユーザーが音声で場所を検索する指示を出すと、
Google Glassは指定された場所への道順をレンズにオーバーレイ表示し、
ルート上にある目印には識別ラベルが現れるようになれば便利ですね。
もっと大胆な可能性としては、医学的な緊急事態には、
心肺蘇生法の動画や医者とのリアルタイムの動画チャットなどを含め、
対処法を示すといった利用法も考えられます。
これらの動作はすべて手ではなく声で操作して必要な情報を検索したり
写真やムービーを撮影したりということが可能なんです。
しかも使用者目線での操作なので、外部の人間が客観的に主観映像が見られる
点が、色々な分野での有意義な使用が想定されます。


勿論、良い面もあれば悪い面もあります。
常時オンラインで繋がっているが故に、使用者の目線の動きで
どんな物、情報に興味があるのかが簡単に把握出来てしまい、
且つ映った人や物に対するプライバシーの侵害に関わるかもしれません。

現実的な運用形態が見えてくると、それに伴った使用者責任が問われる
ようになってくるかもしれません。もしかして、数年後に今現在のiPhoneのような手軽に使用できる環境になると、新たなデバイスの為の法整備なんかも
行われるようになるかもしれません。

新しいことを行うにはそれに伴った責任も生じると言うことですね。

<タカダ>

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