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ヤンキーとメガネ

2014年01月29日

メガネのセンリ

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いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日も気になった記事をご紹介です。
最近では見なくなったヤンキーとメガネのお話し。

80年代に全盛期を迎えたヤンキーファッションは
改造学生服にリーゼント、私服は作業着や派手なアロハシャツと
サングラスというスタイルだった。

書籍『ヤンキー文化論序説』(五十嵐太郎編著)によると
これらのファッションは
「不良のシンボルをごちゃまぜに組み合わせ発展した」ものらしい。
例えばリーゼントやサングラスはアメリカ文化で
改造学生服は反学校文化、作業着は労働者文化の象徴である。
ヤンキーファッションはこういったさまざまなカルチャーや人々の
“悪そう”な部分をとにかくぶちこんで出来上がっている。
現在でも卒業式や成人式などのイベントで
ド派手な改造学生服やリーゼントを見ることがある。
80年代ヤンキーファッションは
いまだに“正装”として継承されているようだ。



近年では、時代変化から“とにかく反発・反抗”、という風潮も少なくなり
ヤンキーの普段着も派手ではなくなっている。
数年前からは、“黒と悪”をテーマとした、短髪に日焼け肌、服装は黒を基調とした
ジャージなどを着用する「悪羅悪羅系」が、新たなヤンキーファッションとして
提案されている。どんなに時代が流れても
ヤンキーの「できるだけ悪く・強く見せたい」という思いは一貫しているのだ。
よって「勤勉・真面目」の象徴とされるメガネには
入り込む余地はなさそうである。

ヤンキーは目が悪くなっても困らないor悪くなる生活をしない?
しかし、ヤンキーの日常生活を垣間見ると、メガネをあえて避けているのではなく
別に必要ないから使っていないだけなんじゃないかとも思えてくる。

まず、ヤンキーは学校に来ない。たまに来たところで、授業はほとんど聞いていない。
中高生の多くは、黒板の文字が見えにくくなったことで視力低下に気づく。
そしてメガネやコンタクトを使うようになる。
しかしヤンキーは学校に来ないし、来ても授業なんて聞いていない。
だから目が悪くなったことにあまり気づかないし
少々目を悪くしたところでそんなに困らないのではないだろうか。

ヤンキーの生活を考えてみると…
毎日適当に集まって、ぶらぶらする。
ゲーセンもよく溜まり場になっているが、ゲームをするというよりだべっている。
肉体労働で汗を流す。時々喧嘩とかする。
つまり、基本的に他人と一緒に過ごしているのだ。
家にこもって、1人でテレビやPCを見たり、黙々と何かをやるということを
あまりしないようだ。彼らを書店で見かけることはほとんどないことからも
読書の習慣もあまりないと考えていいだろう。
視力低下の大きな原因となるのは、読書やゲーム、ネットだとか、
近くのものを長い時間見続ける行為である。
つまり、彼らは視力を下げる行動をあまり取っていないのである。

もちろん、目の良し悪しは遺伝が大きいのだが、視力低下の大きな原因として
読書やゲーム、ネットだとか、近くのものを長い時間見続ける行為が挙げられる。
彼らはいずれにも親しんでいないせいで、あまり目が悪くならないとも考えられる。
だから「目が悪くなったことに気づかない」、「みんな目がよかった」という印象も、
あながち間違いでもないように思えてくる。

結局、ヤンキーにメガネは「そんなに必要ない」

結局わかったのは、ヤンキーは「メガネを必要としない」傾向があるということだ。
彼らはとにかく「悪そう」でなければならないので、
メガネをかけて真面目そうな風貌になってはいけない。
授業で遠くの文字を見なければならないこともないので
少しくらい視力が下がってもなんとかなる。

しかしこれはあくまで傾向で、ヤンキーだって体質は千差万別である。
裸眼では生きていけないレベルの強度近視に悩む人もいるだろう。
というわけで、もし読者の皆さまに
「ヤンキーだけど目が悪いよ」という方がいましたら
いつもメガネをかけているのか、またはコンタクトを装着した上での
サングラスなのか、こっそり私に教えて下さい。

《なかお》

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