本のお話
2018年10月14日
誤断
堂場瞬一
製薬会社、存続の為の隠蔽工作に駆り出された広報部員槙田
副社長から極秘任務を命じられる。
相次いで発生した転落死亡事故に自社製品が関わってる可能性が
三件のうち、一家族より会社へ薬が関係してるのではと疑問をもたれる。
急遽、お金で抑えるよう命じられる。
これっておかしいのでは、悶々としてる時会社が過去にも
公害問題で、隠蔽工作をした事を知り、悪事に加担してる罪におしつぶされそうに
その前に槙田は、会社に反旗を翻す。
入社して最初に社訓を覚えさせられました。
『 第1条、長原製薬は国民の健康と長寿の為に存在する。』
これを考えた人は、本気でこれを考えたに違いありません。
その社長が自分で自分を裏切った。
四十年前の過ちを公表し今も苦しむ人達を助けましょう。
槙田の苦悩と奮戦が描かれいます。
《 フジイ 》
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