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女心と秋の空。

2018年10月13日

千里中央店

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こんにちは。



先日、HOYAさんの講習会で『女ゴコロマーケティング研究所』の木田理恵さんのセミナーがありました。


【イラストレーターのカワムラアキコさんの画像をお借りしました】

3年前に初めて木田さんのセミナーに参加した時、その内容に共感したこともあり、メールマガジンに登録し、定期的に届く記事を楽しみに待つようになりました。

現在も全国でセミナー開催中ですので、今回のセミナーでの内容はお伝え出来ませんが、先日届いたメールマガジンの記事の一部の転載をみなさんにご覧いただきたいと思います。


******************



10月に入り、そろそろ服装も秋めいた深い色を着る時期に…。

そうなると、当然、メイクの雰囲気も変えたくなるわけで
私は半年ぶりにいつも愛用している口紅を扱っている
ブランドショップへ行った。

平日の5時半を回ったところ
百貨店の化粧品売り場は若い女性でごった返している。

しばらく順番待ちをして「お待たせしました」と通された
カウンセリングカウンターに立っていたのは男性の美容部員さんだった。

一瞬、身構え、緊張が走る。

美容室や整体院などで男性に施術されるのは慣れているけれど

男性の美容部員さんは初めてだ。

メイクをオフしてすっぴんの顔を晒したり、口紅を塗ってもらったり…
意識をするなと言われても最初はやはり身構える。

こんな気分でよい買い物ができるのか?
担当を変えてもらおうか…。
いやいや、男性というだけで先入観でそんなことを言うのはよくない。
第一、場の雰囲気が悪くなっても嫌だ。

数十秒の間に頭の中でクルクルと思いがよぎり
結局、流されてというか腹をくくってカウンターに腰かけた。

いざっ!!!

「秋っぽい雰囲気の色味で、顔なじみがよく悪目立ちしない感じの…」

男性美容部員は、話を聞きつつ私の顔を見ながら
1本の口紅を差し出した。

「これですね。」

「これですか…」

しばらく、テーブルの上に置かれた口紅を二人で見つめる。

つけてみないと発色がわからないのになかなかつけてみますかと言わない。
こちらもまだ、男性に口紅を塗られるのに抵抗があって言い出しにくい…。

結局、埒があかずこちらから「つけてみてもいいですか?」と切り出した。

つけてみた印象がなんだかしっくりこず
他にはないのか…と聞くと渋々、プラス2本の口紅を目の前に置いて
色味の特徴を説明した。

そこからまたしばらく、テーブルの上の口紅と睨めっこ。

彼曰く

「お客様の好みとお顔や髪の色味、目鼻立ち、全体のメイクの印象で
 結局は似合う色は1〜2色に絞られる」

のだそうだ…。

ほぉ〜。こんなにたくさんの色があるのにそんなものなの?

理屈はわかったけれども
せっかくお試しできるカウンターにいるんじゃない?
本当にどれが似合うのか、つけたらどんな印象になるのか
やっぱり試して、納得して買いたいじゃない?

ここまできたら意地だわ!と思って
「全部、試したいのだけれど」と切り出し
3本の中から結局は彼の一押しでないものを選んで買った。

「アイシャドーも切れかかっているし
 せっかくだから、この口紅に合うものを買いたいのだけど」

そう切り出してみたら

「残念ながら、お客様のお好みに合うアイシャドーは
 今、このブランドにはありません。」

と言われてしまった。
今のトレンドで全部色味が濃く出るからだそうだが

やっぱり、つけてみなとわかんないし、納得できないじゃないの〜!

「そうかもしれないけど、何も今のメイクがベストだって
 思っているわけではないし、このまんまを再現したい訳ではないのよ。
 つけて似合えば、今と雰囲気が変わってもOKなんだし…」

そこまで言っても
頑としてお勧めしてくれず
「これはどうかな?」と投げかけた商品もことごとく
なんだかんだとダメな理由を説明され、結局試させてはくれなかった。

「わかりました。他で探すしかないですね…。困ったなぁ…」
と言いながら私は店をあとにした。

なんだろう…。
すごく面白い体験だったと思うのと同時に
すごくフラストレーションが溜まる買い物だった。

彼は終始、真摯に接客をしてくれていたので
その態度には敬意を表しつつも

一言、言っていいですか?

「あなたのロジックで導き出した結論を私に押し付けないでよ!」

もちろん、正しい商品選びにはロジック大事かもしれません。

しかし、買い物の価値ってそれだけではないはず。

思わぬ出会いや、思わぬ化学反応、思わぬ発見。
それを試した時の驚き、楽しい、うれしいといった感情。
いろいろ試したけれどやっぱりこれが私にピッタリと思う納得感。

そんな買い方をしたからこそ生まれる商品への愛着や
それを身につける自分自身への愛おしさ、誇らしさ、自信。

そんな素敵な体験をサポートしてくれる販売員さんに
また会いたい、また相談に乗ってもらいたいと思うものなのです。

大切なのは正しいかどうかより
心が喜んだかどうかなのではないでしょうか?



******************


以上、女ゴコロを学ぶvol.196「勝手に結論づけないで!」より転載しました。


セミナーでの内容を少しだけお話しすると、女性と男性の買い物は基本的には別物なのだと…


女性はイメージ重視、男性はスペック重視。

確かに、自分や嫁さんに置き換えてみてもそういう傾向はあるかもな…


これが販売・サービスする立場になっても同じことが言えるようで。

男性販売員はついついお客様の感情に寄り添う事を忘れて、自分のロジックやモノのスペックを語りたがるのですが…

女性のお客様が聞きたいのはそんな事じゃない。


そのモノやサービスが、いかに私をハッピーにしてくれるのか。

…モノがもたらすその先のコトが聞きたいんです。


それを接客の中でイメージさせてもらえるかどうか…無意識にそこで販売員を判断しているんだって。


今回転載させていただいた記事に女性の買い物に対する心理的なエッセンスが詰まってるような気がしてご紹介してみました。




「女心と秋の空」と言います。
共に変化しやすいモノを表してるようで…
ただそれを理解しようとしない限り、男に永遠に未来は訪れないのかも…(笑)


販売・サービスに携わる男性の方々、いや世界中の男性の方々、共に頑張りましょうね(笑)



《ウエノ》


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