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びんてまり

2018年04月20日

南千里店

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先週の続編を・・・

彦根城を後にした私たちは、帰路の目的地へ。



目的地は、「愛荘町立愛知川びんてまりの館」
     (あいしょうちょうりつえちがわびんてまりのやかた)


びっくりするほど長い名前でしょう。(笑)





愛荘町立愛知川図書館との複合施設の小洒落た建物の中にあり、

住所は滋賀県愛知郡愛荘町市1673となります。


お城フェチの私に付き合ってくれたので、今度は妻の趣味にお付き合い。

妻は前からここへ一度行ってみたいと言ってました。

彦根市から近いので、この機会にと思いまして・・・



”びんてまり”って、何かって言いますと・・・

丸い瓶の中に、瓶の口より大きな”てまり”が入っていて、

江戸時代から伝わる不思議な伝承工芸品のようで、

会場内には見事な細工のてまりが展示されています。





妻は1年足らず前より”てまり作り”にハマっておりまして、

毎日毎日、コツコツと制作に励んでいるのを間近に見て

よく飽きもしないで・・・と、思ってました(笑)





妻の定席ソファーの周りには、完成したてまりや

糸の配色に迷った製作途中のてまりなどもあり・・・

色んな色合いの、カラー糸もいっぱい・・・収納箱に満載です!!





てまり本体の色と配色糸とのコラボ、そして描く幾何学模様のバランスが

難しくもあり楽しみの根源みたいです!! (他人事ですが、そうみたい)




てまりは大きいものから小さいものまで、種類があるようですが、

妻は直径4cmくらいの大きさのてまりを作っております。

私はプレゼントされて、通勤カバンに取り付けています。





あまりにも熱心に作るものだから、肩がガチガチになり、

病院行くほどになった後は、セーブしているようですが・・(苦笑)

妻の友人は10cmくらいの大きさを作っておられるようですが、

その方も肩こりが酷いとおっしゃってるそうです・・(苦笑)

無理せずに、ご用心・ご用心。





まるく(家庭円満)・・中が良く(仲良く)・・見える

”コロンと可愛い愛知川びん細工てまり”と、言い伝えられてたけど、

やはり伝承の危機があり、一度は廃れかかったようですが・・・




他には無い、愛知川に伝わってきた工芸品を絶やしてはならないと、

町教育委員会の呼びかけで保存会が結成され今に続いてるようです。

愛知中学校では選択授業の一つに取り入れられ受け継がれている。




その手法はビデオで会場に流れていましたが・・・

撮影禁止となっていたので、お見せすることは出来ません。




興味のある方は、ネット検索か私に直接お聞きください。

秘伝の手法をお教えいたしますよ・・・(笑)(笑)




てまりのお話しは以上で終了いたしますが・・・


ここ「愛知川宿」は、中山道69次の内の65番目の宿場町でもあります。

今回は訪れておりませんが今でも高札場跡・脇本陣跡・問屋跡が

残っているようです。





中山道はこの後・・ー武佐ー守山ー草津ー大津ー京・三条大橋と

32.7km歩いて京都に至るようです。





江戸時代の人(男の平均)は32kmから40km歩いたとされていますので、

ここから丸一日10時間くらい歩いたら、京都まで行けるんですよねぇ~

車社会の現代人には、考えられない事ですが・・・




実現できそうもないのは分かっていますが・・・

仕事を引退したら、生まれ故郷の「四国遍路」をやり遂げたい

”夢”だけは持っているんですけどねぇ~~~(苦笑)





追伸:

この後すぐに、愛荘町の交番で19歳の巡査が

同僚であり、先輩でもある教育担当者を拳銃で射殺するという

凶悪事件が発生。





あの日、車で交番の前を通ったかも?・・ニュースを見てびっくり・・

世の中、何が起こるか分からない!!

心して日々の生活をしっかりと過ごさねば・・・と、自戒する。




          《タケナカ》



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