顔に降りかかる雨
桐野夏生
江戸川乱歩賞受賞作
いやな夢を見ていた。
その夢を断ち切った電話音、ヒロインの村野ミロの未来へ悪夢の世界へと
ミロの父親はヤクザにもその名を知られた探偵で、引退して北海道で一人暮らし
その探偵事務所にそのまま暮らしていたミロ
親友の耀子が、曰く付きの大金を持って失踪した。
被害者は耀子の恋人で、暴力団ともつながる男、成瀬
耀子との共謀を疑われ、成瀬と行方を追うことになる。
父親の影響か、追いかけるうちに探偵になって行き
ちょっとした違和感を追求する
そして、真犯人にたどり着く
面白い作品でした
《 フジイ 》
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