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映画のお話し

2016年07月10日

南千里店

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〈 あん 〉

売れないどら焼き屋で千太郎は、日々どら焼きを焼いていた。
ある日この店に、徳江という手の不自由な老婆が訪れ、バイトに雇ってくれと千太郎に頼むが、断られる。
老婆が置いていった、 ( あん )を舐めたところその味に驚く。

徳江は50年 ( あん )を、愛情をこめて煮込み続けた女だった。
徳江を雇うことにした。

徳江の ( あん )は好評で、沢山のお客様が来るようになる。

だが店のオーナーは、徳江がかつてハンセン病であったとの噂を聞き込み
千太郎に徳江を辞めさせろと迫ります。

徳江のハンセン病は完治してるのですが、それでも世間の無知や無理解と言うものは非情なもので、辞めさせられます。

千太郎は納得できないがどうしようも無く、酒に逃げる日々を過ごします。

ハンセン病感染者を隔離する施設へ徳江を訪ね交流を深めてゆくが再び訪れた時、徳江は肺炎で他界してました。
徳江は、千太郎に伝言と( あん )作りの道具を遺して亡くなっていた。

徳江の生き方は、実にシンプルです花や風など自然の声を聴き自分も自然の一部であるかのように、あるがままに生きている。

徳江の言葉に、『 ねえ、店長さん私達にはこの世を見るために、聴くために生まれてきた。だとすれば何かになれなくても私達は、私達には生きる意味があるのよ 』

目の前がかすみ、アゴにハンカチを当てどうしようもなく流れる涙を拭ってみてました。

なんともやり切れない思いで見てましたが、最後に千太郎が徳江の ( あん )で店は無くなりましたが、屋台で『 どら焼き、いかがですか 』と頑張ってる姿を見て、希望が見えてきました。

《フジイ》

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