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錯視と思い込み効果

2016年06月27日

南千里店

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皆さんは首振りドラゴンというものをご存知でしょうか。

眼の錯覚、いわゆる『錯視』を応用したHollow faceなのですが、人間の凹面の顔が通常の凸面の顔として認識される現象です。


要するに、『人間や生き物の顔は凹むことはありえない、絶対凸しかない!」という脳が思い込み、そのフィルターを通して知覚されてしまうので、下記のような動画での現象が起こってしまうのです。

アインシュタインの顔が・・・一瞬にして「えっ!?」ってなりますよね^^;

そんな錯視効果が思い起こされるようなディスプレイの開発がアナウンスされました。

産総研がどの方向からも自分に向いているように見えるディスプレイを開発したと発表しました。
特殊なレンズ構造を使った独自の表示技術を利用することで実現したもので、複数人が見た場合でも画像が各々の正面に向いているように表示されるのこと。


図1 従来の掲示方法(上)と、開発したディスプレイを利用した場合(下)の異なる方向から見た表示の見え方の違い。


図2 開発した技術を用いた場合の視覚効果
赤の利用者には赤い面が、青の利用者には青い面があたかも図の柱の中に設置されているかのような効果を実現できる。

曲面対応液晶などにこの表示技術を応用すれば、駅の円柱の壁面に掲示されたディスプレイに案内表示や広告など表示したり、道路標識等の角度による死角を無くすことが出来そうです。


自然界にも『偽瞳孔』という観察者による錯覚のような効果があります。
あまり聞き慣れないこの単語ですが、カマキリやトンボの複眼の黒い点と言えばあ〜って思い出される人がいっらしゃるかと思います。


カマキリの顔のアップ。
しかしこのカマキリくんの眼に見える黒い点・・・殆どの人が瞳に見えますよね?動いているカマキリを観察した方はカマキリが動いたり、カマキリを見る位置が変わるとまるで人間の瞳のように自分を追いかけて見られている感じになると思いますが、しかし複眼には瞳は存在しません。

これは複眼の構造に関係あります。複眼は、小さく細長い筒状の個眼が集まってできています。その筒状の内壁を見ている状態がカマキリの複眼色です。複眼は球形で個眼も球面状に並んでいるわけですから、一定方向から見ると底面まで見える部分が存在します。その個眼の底面ひとつひとつに光受容細胞(感桿といいます)が存在しており、光受容細胞は、光を吸収しますので奥の方まで見通せた個眼からは光の反射がないので黒く見えるという理屈です。

見ているものが追いかけて見える、のは実は観察者側に起因することだったのです。

先述のディスプレイも案外そのような錯視効果を狙った技術が盛り込まれているのかも・・・?

《タカダ》

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